脳がエネルギー不足、つまり糖分不足になることは結構聞きますが、それと同じくらい水分不足にもなっています。水分不足になっても集中力が切れてしまいます。つまり、水分補給をするだけで、ある程度の集中力は維持できるのです。
ですが、水分だけでなく、糖分も不足したり、眠気や疲労感も襲ってきます。そんな作業の敵となるものを、水分を補給しながら抑えてくれる飲み物もありますので、一挙にご紹介いたします。では行きましょう。
<目次>
水(ミネラルウォーター)

先ほどもいった通り、脳はすぐに水分不足になります。
ただ水を飲むだけで、その水分不足が解消され、脳の働きが活性化し、集中力や記憶力がアップします。また、水は常温で飲むことでおなかにも負担をかけずに補給できるのでお勧めです。
そして、後述する飲み物よりもリスクが圧倒的に少ないのもメリットだと言えます。基本的に一番良いのは水だということを認識しておいてください。それを踏まえて、次のものをご紹介します。
炭酸水

次は炭酸水(炭酸飲料)です。
炭酸水は以上の水に加えて血管を広げ、血行を良くしてくれます。血行が良くなると、脳によく酸素や糖分(エネルギー)が贈られるということですから、脳は活性化し、集中力などを挙げてくれます。
さらに、炭酸には眠気を覚ます効果があったり、血行促進による疲労回復の効果なども持ち合わせています。集中力低下の原因となる眠気や疲労を軽減してくれるのでかなりおすすめです。
ただ、炭酸水は水と違って、量を飲みづらいのが唯一のデメリットといえるかもしれません。それ以外、炭酸水にはこれといったデメリットがない点もおすすめできる理由です。
フルーツジュース

三つめはフルーツジュースです。特に100%のものが好ましいです。
フルーツの糖分によってエネルギーを補給でき、疲労感を軽減します。また、フルーツの糖分は果糖なので、血糖値が上がりにくく体にもいいので、安心して飲むことができます。さらに他の栄養素も併せて摂取できるので、一石二鳥です。
おすすめのフルーツはリンゴかバナナです。
吸収が速いので、効果を得られやすいです。ただし、飲みすぎは太ったり、依存症になったりするので飲みすぎ厳禁です。疲れたとき、集中力が切れたとき、もしくはそれらが起こりやすそうな前に飲んでください。
コーヒー

コーヒーにはご存知カフェインが含まれています。このカフェインが眠気を覚ます効果や、心臓の働きを活発にし、血液を回し、酸素や糖分を届けやすくする強心効果などがあり、集中力を挙げてくれます。というより、集中力がさがるのを妨げてくれるといった方が正しいかもしれません。
ただ、その一方で、カフェインが切れた途端に集中力が切れたり、頭痛が起こったりする可能性や、飲む時間帯によってはその日の睡眠にも影響してしまうので、注意が必要です。
紅茶

紅茶のテアニンとフラボノイドという二つの成分が集中力を挙げてくれる鍵になります。テアニンには脳をリラックスさせる効果があり、カフェインと一緒にとることで、カフェイン単体でとるよりも集中力があがったという実験結果があります。ですので、個人的にはコーヒーよりも紅茶がおすすめです。
また、テアニンには睡眠改善の効果もあるので、健康にもよさそうですね。また、フラボノイドにはストレス軽減の効果があるので、仕事中にイライラして集中力が落ちるというのを軽減してくれます。
ただ、紅茶にもカフェインが含まれていますので、飲みすぎに注意してください。睡眠改善もされるからといって調子に乗らないように。
エナジードリンク

これについては別の記事でまとめたので軽くしか説明しません。カフェインによる効果と糖分補給ができるので、良いですが、その分依存性も高いのでその点には注意しましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?それぞれいい面もあれば悪い面もありましたね。ドリンクはあくまであなたの作業を助けるものであるので、それがないとやっていけなくなるみたいな依存にならないようにしてください。正しい使い方で飲み物と向き合っていきましょう。